神聖な香りでスキンケア「フランキンセンス」

こんにちは。特定非営利活動法人プロボノの中島です。2021年最後のコラムになります。

2022年も引き続き、よろしくお願いいたします。

今回は「神聖な香りでスキンケア「フランキンセンス」」です。

キレイな季節ですが寒さも一段と強くなり、乾燥も気になりますよね

そんな冬の乾燥対策にフランキンセンス精油でのスキンケアをご紹介

フランキンセンスはキリスト誕生の際に東方三賢者が持ってきた貢物の一つとして有名で

神聖な香りとして宗教儀式と深いかかわりがあります

そんな香りのお話はプロボノチャンネルでもお話ししていますので是非ご覧になってください

  

こちらのコラムではフランキンセンスのスキンケアへの使い方をご紹介

何といってもクレオパトラが使っていたとなると美容面での期待も高まりますよね

まず、フランキンセンスとは?

カンラン科の樹木から採取される樹脂の事で、樹木に傷をつけたり樹皮を剝ぐなどしてダメージを与えます、すると樹は自身の傷口をを守るために樹脂を出します。その樹脂を乾燥させたものを水蒸気蒸留したものがフランキンセンス精油です

70%程をモノテルペン炭化水素類が占め、全体の25-55%程はα-ピネンが含まれています

α-ピネンはよく森林浴の香りとも言われるもので樹木系の精油に多く含まれます

樹木系の精油に多くある効能は体液の流れを良くすること。樹は自身では動けない大きな体で縦に長く成長するので、根から吸った水分を上の方の枝まで届けるために“水分を流す”力が大きいのです

美容目的として使う際にはむくみ対策としても期待できますね

実は分析不明な分子が多く、また産地などで成分構成が大きく変わることがあるフランキンセンスは主に嗅覚による精神面での作用を期待して使用する事が多いのですが

一部では「若返りのオイル」とも呼ばれ、老化した肌や乾燥・肌荒れなどの肌トラブルにも優れた効果を発揮するとも言われています

また、主成分であるモノテルペン炭化水素類の主な作用として

抗炎症作用、抗ウイルス作用、抗菌作用などもあり、呼吸器系に働きかけることによって

咳や喉の痛み、呼吸器系の不調の緩和に効果が期待できます

今回はフランキンセンス精油を使った乾燥対策のレシピをご紹介

【潤いキープの化粧水】

*フランキンセンス精油 2-3滴

*グリセリン       5㎖

*精製水         45㎖

瓶にグリセリンと精油を入れてよく振って混ぜます。そこに精製水を入れて撹拌するだけ

フランキンセンスには皮脂調整作用もあると言われていますので毎日のケアに取り入れることによって皮脂バランスを整えることに期待ができます

【しっとり保湿オイル】

*植物性オイル      10㎖

*フランキンセンス精油   4滴

 ↳4滴のうち半量を別の精油ゼラニウムやラベンダーなどに変更してもO.K.

お風呂上りや洗顔後のスキンケアとして使ってみてください

α-ピネンの副交感神経を優位にさせる香りと末梢血管拡張作用によりリラックスしながら末端の冷えも改善、神聖な香りで精神的にゆったりした気分で美肌ケアを行えば寒さが厳しい冬も素敵な気分で過ごせそうですね

今回のコラムのプロボノチャンネルはこちらです

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