梅酒や梅干し、梅のまめ知識

みなさん、こんにちは。特定非営利活動法人プロボノの中島です。

寒さも一段と強くなっている2月ですが春の到来を前に一足早く花を咲かせる花があります
2月は各地で梅まつりが開催されるように梅の開花シーズンです
あの甘く爽やかな香りを嗅ぐと春の訪れがもうすぐだと思わせてくれますね

梅のご紹介

プロボノチャンネルでは梅の花の香りについてお話をさせていただきましたが、こちらのコラムでは“梅の実”についても触れさせていただこうと思っています

みなさんは「梅の香り」というとどんな香りを想像されますか?

お花の香りを思う方もいらっしゃるかとは思いますが、多くの方が想像する香りは梅のガムや梅酒などの加工された食品の香りが多いのではないでしょうか?

私も梅の実が収穫できる頃には自家製の梅酒や梅干しなどに加工しますがお部屋の中がとってもフルーティで良い香りになります

梅は品種によって「アップル的なピーチ様の香り」「マンゴー様のトロピカルフルーツの香り」「フレッシュなリーフィーグリーン様の香り」などのグループに分けられます

フルーティな香りはエステル類やラクトン類に由来します。また、青い未熟な香りはベンズアルデヒドから来ていて、完熟度が上がるにしたがってエステル類などが増え、反対にベンズアルデヒドが減少していく傾向があることが判明しています

より良い香りの梅の実

ちなみにより良い香りの梅の実というのは【豊富な日照で青果収穫時期よりも遅れたタイミングで収穫、完熟して落下した実】だそうです。確かにその通り、梅でなくても日当たりが良い所で完熟した果実はどれも甘く良い香りですよね

また、うめ研究所の発表によると梅の実が2L(37-41mmの大きさ)以上であること、温度20度で4-5日程度追熟する事が最適な追熟条件との事

梅酒はよくフレッシュな香りの青梅が使われることが多いですが、完熟梅を使う事によってよりフルーティな仕上がりになります

みなさん今年の梅酒は完熟梅で作ってみてはいかがでしょうか

プロボノチャンネルもご覧ください!

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